授業時数特例校制度を用いた探究活動(令和6年度〜)


 渋谷区では令和6年度、全ての区立小中学校が文部科学省の「授業時数特例校制度」を活用して、探究活動を充実させています。

 この制度は、文部科学省が「令和の日本型学校教育」の構築を目指して〜全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現〜(答申)(令和3年1月26日 中央教育審議会)等を踏まえ、カリキュラム・マネジメントに係る学校裁量の幅を拡大させ、教科等横断的な視点に立った資質・能力の育成や探究的な学習の充実等に資するより効果的な教育を実施するため、文部科学大臣の指定により、教科等ごとの授業時数の配分の変更による特別の教育課程を編成して教育を実施することができる制度です。

(参考)文部科学省授業時数特例校制度

授業時数特例校制度を活用した代々木中学校の取組

代々木中学校の取組(PDF)
〇区内では先行して各学年で実施していた「人」、「街」、「世界」を共通テーマとしたシブヤ未来科での探究活動を継続して実施。
〇授業時数特例制度を活用して上乗せされた総合的な学習の時間は全て生徒一人一人の興味関心に応じて探究する「My探究」の時間とし、前期から1年間かけて取り組みます。
〇各教科の授業では、デジタル教材やデジタルツールを効果的に活用した個別最適な学びや対話的・協働的な学びを行うことで、深い学びを実現し、授業内容の定着を図ります。

 教科の授業時数

  1年 2年 3年
国語 126 126 95
社会 95 95 126
数学 126 95 126
理科 95 126 126
音楽 41 35 35
美術 41 35 35
保健体育 95 95 95
技術家庭 70 70 35
道徳 35 35 35
総合的な学習の時間 130 142 146
特別活動 35 35 35

授業時間数の増減表