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【3/3全校朝会】子どもの権利条約 その2

公開日
2025/03/03
更新日
2025/03/03

校長室から

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前回の復習の後、子どもの権利条約について第二弾、子どもの権利条約の原則について四つ、お話をしました。


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一つめは、差別の禁止です。すべての子どもは、どんな理由があっても、差別されることはありません。大人から差別されることはあってはなりませんし、子ども同士で差別されることもあってはなりません。皆さんの教室の中に差別はないですか。「この人はいい」とか「この人はダメ」とかそういう考えはありませんか。


二つめは、「子どもにとって、最もよいことを」です。子どもに関することが決められ、行われるときは「その子どもにとって最もよいことは何か」を第一に考えます。例えば、今、皆さんは静かに話を聞いています。この中で歌を歌いたくなったからと、歌い出す子がいたらどうでしょう。お話を聞けなくなって、困るなあと思う子が出てきますよね。今、皆さんにとって大切なことは、好き勝手なことをするのではなく、話を聞く姿勢や大人になったときに守るべきマナーなどの必要なことを学ぶことです。子どもにとって最もよいことは好き勝手することではない、ということは併せて覚えておいてください。「自分によってよいこととは何だろう」と考えられるようになるといいですね。


三つめは、「命を守られ成長できること」です。全ての子どもの命が守られ、もって生まれた能力を十分に伸ばして成長できるよう、医療、教育、生活への支援などを受けることが保障されます。先週から、計画委員会の皆さんが朝早くから頑張っているユニセフ募金は、この考えに賛成し、実際に行動することにつながります。募金をしている人もたくさんいましたね。困っている人のために行動することは、素晴らしいことだと思います。また、日本は平和ですが、世界はどうでしょう。災害が起きたらどうでしょう。そういうことにも目を向けられるとよいですね。


四つめは、「子どもの意味のある参加」です。子どもは自分に関係のある事柄について自由に意見を表すことができ、大人はその意見を子どもの発達に応じて十分に考慮します。皆さんが何かをしたい!と思ったときに「できるかなあ」と大人は考える必要があります。今、6年生がシブヤ未来科の学習で、リサイクルの本を集めたり、金曜日にイベントを行ったりしましたね。これは、6年生が「学校をもっとよくしたい!」という理由で立てた企画だったので、私もOKサインを出しました。「学校をよくするために、こういうことをしたい!」と提案することは、とてもよいことですし、私は応援したいと思っています。6年生がよいお手本を見せてくれたので、5年生や4年生も、何かやってみたいことがあったら、挑戦してみてください。


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また、今日は4・5年生での鼓笛隊の演奏でした。移杖式を経て、また一つ自信をつけたことから、堂々とした演奏っぷりでした。もっともっと上手になると思います。来週は、3年生も入って新生鼓笛隊での演奏となります。こちらも楽しみです!