【3・4年生】デフサッカー
- 公開日
- 2024/10/23
- 更新日
- 2024/10/23
校長室から
先週の木曜日、デフサッカーの日本代表の選手が来校し、特別授業をしてくださいました。
まずは、体育館にて、聴覚障がいのこと、デフオリンピックのことを学びました。デフオリンピックについては、みんなでメダルのデザイン投票をしたときに、私からも話をしたので、覚えて……います……よね……。
2025年には東京でデフオリンピック(東京2025デフオリンピック)が開催されます。デフオリンピックは「コミュニケーションの祭典」とも言われています。聴覚障がい者の方は、耳が聞こえないので、手話やジェスチャー、表情などでコミュニケーションを取ります。「どのような種目が行われるか知っているかな?それをジェスチャーで教えてくれる人」というとたくさんの人が前に出ました。子どもたちはジェスチャーで選手の方たちに協議を伝えていました。正解すると、手話の拍手(両手を上にあげて、キラキラさせる)をしました。
座学の後は、校庭でサッカーを体験しました。「声を出してはいけない」というルールで、静かな中でのサッカーでしたが、子どもたちは楽しそうでした。
最後、選手の方たちから「私たちは、耳が聞こえないけれど、かわいそうな人たちではない。」という話がありました。サッカーを楽しんでいるし、日本代表として戦っているし、こうやっていろいろな人たちと出会えるし、幸せだという話は、説得力がありました。生き方はその人次第、幸せもその人次第。
サッカーを通じて、よい学びができた1週間でした。