【7/8全校朝会】パリオリンピック壮行会に行ってきました!
- 公開日
- 2024/07/08
- 更新日
- 2024/07/08
校長室から
今日の全校朝会では、先週行われたパリオリンピック壮行会の報告をしました。(写真は原宿外苑中学校の校長先生からいただきました。)
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先週の金曜日にパリオリンピックの壮行会が、東京体育館で開かれました。今日はその報告をしたいと思います。
4・5年生の皆さんは、とても緊張したと思います。私は、4・5年生の皆さんの後ろでしゃがんでいただけなのに、すごく緊張しました。そのような中、4・5年生の皆さんは、自分を信じて、仲間を信じて、大きな声で、「頑張れ!」という気持ちをこめてエールを届けることができました。その気持ちは選手にしっかりと伝わっていたと思います。
壮行会の最後に、パリオリンピックの開会式で日本の旗を持つ旗手、フェンシングの江村美咲選手、はこんなふうに言っていました。
「本当にたくさんのエールをいただき、ありがとうございました。今日皆さんのエールをいただいて、これまで本当に辛いことだったり苦しいことの方が多かったんですけど、これまで頑張ってきて良かったなって思いましたし、まだ試合をやってないのに、涙が流れそうになりました。どれだけ準備をしていても怖いです。ですが、皆さんの応援を今日いただいて、自分を信じるって難しかったんですけど、自分だけじゃなくて、みんなも信じてくれているし、あとはみんなから貰ったエネルギーを、試合でぶつけるだけだと思うことができました。本当に悔いのないように、全部出しきって、戦う姿を皆さんに届けたいと思います。」
江村選手は、フェンシングの世界選手権で2度も金メダルを取った、世界で一番強い選手です。それなのに「怖い」って思うんだなと驚きました。戦うのは怖いです。それは私たちと一緒なんだなとも思いました。負けたらどうしよう、失敗したらどうしようと考えて不安になるのも分かります。でも、それを吹き飛ばすのは「自分を信じる」ということ、そしてその「自分を信じる」という思いを支えるのが、応援の力なんだなということを改めて感じました。
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冒頭でも話しましたが、子どもたちは、本当に緊張したと思います。そのような中、一生懸命エールを届けた子どもたちを誇りに思います。
私の目の前には体操の日本代表の選手が座っていましたが、みんな笑顔で子どもたちのエールを受け取ってくれました。5年担任の前にいた女子バスケットボールの選手の中には、涙を流す選手もいたそうです。
選手を身近に感じて、よりパリオリンピック・パラリンピックが楽しみになりました!貴重な機会をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。